フリーランス医師の社会保険、国保と年金はどうしている?

今月、国民健康保険の保険料を払おうとしたら、スマホ決済の月の上限に引っかかりました。仕方なく、翌月の1日に払うことに。

常勤をやめて非常勤の掛け持ちになると、健康保険も年金も自分で払うことになります。勤務医のときは給料から勝手に引かれていたので、正直あまり意識していませんでした。今回は、フリーランス医師の社会保険をどうしているかを書きます。

目次

非常勤だけだと、たいてい「国保+国民年金」になる

勤務先の社会保険(健康保険と厚生年金)に入れるかどうかは、働く時間で決まります。週20時間以上で、ほかにもいくつか条件がある。非常勤を週1〜2日ずつ掛け持ちしていると、どこの勤務先でも条件に届かないことが多いんです。

そうなると、健康保険は国民健康保険(国保)、年金は国民年金。どちらも自分で手続きして、自分で払います。

逆に、同じ病院に週3日以上入るなら話は別です。週20時間を超えてくるので、非常勤でもその病院の社会保険(健康保険と厚生年金)に入ることになります。病院の規模などの条件はありますが、ある程度の規模の病院ならまず当てはまる。掛け持ちでも、1か所に週3日以上入っているかどうかで分かれるわけです。僕はいちばん多い病院でも週2日なので、ぎりぎり国保側にいます。

国保は、所得が高いと上限まで行く

市区町村の国保の保険料は、前の年の所得で決まります。そして上限があって、医師の所得だとそこに届くことが多い。上限は年100万円を超えます。

ここで選択肢になるのが医師国保です。各都道府県の医師会がやっている国民健康保険組合で、保険料が所得にあまり左右されない仕組みになっています。所得が高い医師ほど、市区町村の国保より安くなりやすい。ただし、医師会に入ることが条件なので、医師会の会費も含めて比べる必要があります。

市区町村の国保医師国保
保険料の決まり方前年の所得で決まる(上限あり)所得にあまり左右されない(組合ごとに違う)
入る条件住んでいる市区町村で加入医師会への入会が必要
向いている人所得が低めの年、医師会に入らない人所得が高く、医師会の会費を払っても得になる人

年金は、国民年金だけだと将来かなり少ない

国民年金の保険料は、所得に関係なく定額で月1万7千円台。そのぶん、将来もらえる額も定額です。勤務医時代の厚生年金と比べると、上乗せ部分がまるごとなくなります。

ただ、正直に言うと、僕は年金制度そのものが、あと数年でなくなると思っています。理由は、いわゆるグレートリセットによる社会変革で、年金制度はベーシックインカムに統合されると考えているから。

なので、よく紹介されるiDeCoや国民年金基金、付加年金といった上乗せは、僕は一切やっていません。どうせなくなる制度に、わざわざ上乗せしてまで払う必要ないでしょ、というのが本音です。

払い方も、地味に大事

国民年金は、まとめて前払いすると割引があるのは確かです。払うなら、銀行口座からの引き落とし(口座振替)にしておくのがいいんじゃないかと思います。

国保のほうは、今回はクレジットカードで払いました。理由は単純で、楽天ブラックカードが欲しいから。

ただ、カード払いは結構な手数料を取られます。コンビニや銀行の窓口で払えば手数料はかからないので、カードはやめておいたほうがいい。僕も次からは銀行引き落としにしようかな、と考えています。

それか楽天ペイ。こっちは一応ポイントもつきます。ただ、楽天ペイは月50万円までしか入金できないので、1年分の保険料をまとめて払おうとすると払い切れません。冒頭で引っかかったのもこれで、数か月おきに分けて払う必要があります。

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