最近流行りの断食ですが、初めてから約1年間が経過してました。
いわゆる16時間断食とも呼ばれるものです。
やって感じてみた体調・体の変化をまとめていきます。
16時間断食とは
断食=ファスティングとも呼ばれます。
食後空腹時間を設けることにより、体を飢餓状態にすることで、ミトコンドリアの活性化や腸内環境の改善などさまざまなメリットが得られるという、最近流行りの断食方法です。
空腹12時間頃よりミトコンドリアの活性が高まり、書籍では16-18時間の空腹時間を設けることを推奨されています。
空腹時間は一日24時間のどこでも構いませんが、僕は睡眠リズム的にも最もやりやすい朝食抜きの断食を行っています。昼、夕食を食べてから、次の日の昼食までなにも食べないということです。
断食=ダイエット効果だけでなく、アンチエイジングに良いようです。
得られるとされるメリット
①内臓を休ませ、内臓の働きを改善
②オートファジーの活性化。(ミトコンドリアの活性化含む)
③摂取食事量の低下
この3つが主な効能と言われています。
実践内容
夜おなかが減ると眠れなくなってしまうので、夕食~次の日のお昼までの16時間を空腹期間としています。
また、書籍ではどうしても空腹に耐えきれないとき、ナッツ、ココナッツミルクなどの軽食を食べてもいいことになっています。
ただ個人的には、飢餓状態を作り出す際にナッツなどの高カロリーなものを食べることはオートファジー活性の効果をかなり下げてしまうのではと考えています。特にナッツのように消化に悪いものは内臓にも負担をかけてしまいます。
自分の場合、前日の夜に運動や筋トレをした時やどうしてもお腹が空いたときはプロテインまたはみそ汁を飲むようにしていました。
開始してからの体調変化
まず、初めの2週間がつらい。10時過ぎくらいに猛烈におなかが減ります。
はじめはプロテイン飲んだりして、なんとかごまかしていました。
2週間過ぎ頃になると、空腹の苦痛が徐々に緩和され、つらくなくなってきます。
2か月位すると、大して運動していないのにお腹周りが引き締まってくるのがわかります。
空腹にも慣れ、おなかの調子も以前より良いことに気が付きます。
4か月位すると、身体も現行の食事に慣れてくるため、変化がなくなります。
体重も68㎏→60㎏へと減少しましたが、この時期を境に下げ止まってきます。
6か月以降はほぼ身体的な変わりはありません。
空腹時のウォーキングや運動を取り入れると、さらに身体が締まってきた感じがします。
たまにドカ食いをすると、脂肪が付きやすいような印象を受けました。
ちなみにアンチエンジング的な要素は、個人的にあまり実感がありませんでした。
皮膚が特別きれいになった気もしませんし。
デメリット
①筋力、持久力が落ちる
僕は週1回または数回気まぐれで運動や筋トレをしていましたが、さぼると筋力がすぐに落ちます。
特に筋力自体もですが、筋持久力と心肺機能が個人的に低下した気がします。
断食で筋肉が分解されてしまうので、定期的な筋トレは必須になります。
②通常の食事摂取に戻るとリバウンドしやすい
身体が2食に慣れてくると、3食食べた時の食べ過ぎによるリバウンドを実感します。
また、ドカ食いした後は、内臓を休める意味でも、16時間断食でなく、24時間断食を取り入れて次の日は1食にするなどの工夫が必要です。
結論と感想
・16時間断食は最初の2週間が大変
・筋力低下防止のため、定期的な運動が必須
・食べ過ぎた時は24時間断食も効果あり
・ファスティングを取り入れてから、午前中の眠気がなくなりました。また、断食で集中力が向上しました。
最後に
最近流行りのファスティングですが、個人的には体調面でメリットが多かったです。
アンチエイジングとしても話題ですが、女性は生理不順の原因になったりすることもあるようなので、自分の身体と相談して合う・合わないを見極めるのも重要です。
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