どーも、こんにちは。
今回は、資産防衛という観点で投資先を考察していくよ。
勤務医であれば年収1000~2000万、開業医であれば2000万~8000万程度が全体の中央値。
年齢や勤務年数、私生活状況にもよりますが、中堅~ベテラン医師であればおおむね数千万~10億くらいの資産の方がほとんどだと思います。
来る「グレートリセット」に向けて、資産防衛としての投資先を考えます。
この記事は、勤務医・開業医の5000万以上~10億程度の資産を有するベテラン医師を対象としています。
結論、アンティークコインが良いと思います。
グレートリセット・金融リセット/リセッションについて
こちらを参照ください。おそらく2024~2027年頃に起こると思います。
今後の社会の流れをある程度先読みすることはとても大事になります。
日本円だけを持つことはリスク
日本人は稼いだお金を貯金することで有名です。ちなみに中国人は不動産投資、アメリカ人は株式投資に余裕資金をまわすそう。
昨今(2022年)は急激な円安も進んでおり、実質円の価値が下がっています。
それだけでなく、海外からの輸入も多い日本では、今後円安の影響も出てきます。
日本円だけを資産として持つことが、為替の面からもかなりリスキーであることは間違いありません。
もっと言えば、日本円含め米ドルなどさまざまな通貨はただの紙くず・電子情報でしかありません。
基本は分散投資
資産防衛という観点から、分散投資を心がけましょう。
簡単な分散投資は、日本円を米ドルやユーロに変えること。為替変動のリスクを抑えることができます。
余剰資金が多ければ多いほど、この後紹介する複数の投資先に分散して投資するのがおすすめ。
特に実体のない通貨(仮想通貨も含む)でなく、現物で‘‘実体‘‘で残るものに変えることが大事。
大切なことなので繰り返しますが、資産防衛では現物資産を所有することが大事です。
検討すべき投資先
株式
お手軽投資先の一つ。口座を作るだけで簡単に購入できます。
現物でモノが残るわけではありませんが、株式の所有権は残ります。株式所有権を有していれば配当金もありますので、分散投資の1つとして組み込みたい回避先。
デメリットとして、株価が下がる可能性がある、もしくは最悪の場合倒産の影響で株式が紙くずになるリスクがあります。
そのため①安全性の高い企業の株を買う ②購入するタイミングに注意する ことが大切です。
この二つのポイントに関しては、また別記事で解説します。
☑株価変動のリスクがある
☑安全性の高い企業の株を買う必要がある
☑購入するタイミングも重要
金貨、レアメタルなど
お手軽な投資先の一つ。
近年の金融緩和と金融市場のリスクから金価格が過去イチで上昇してるので、高値づかみのリスクは避けられませんが、現物資産として残せるは非常に強み。
金や銀は通常の板状のものとしても購入できますが、金貨・銀貨として購入するのがおすすめ。
金貨は、カナダのメイプルリーフ金貨やオーストラリアのカンガルー金貨、中国のパンダ金貨などさまざまありますが、毎年新しいデザインの金貨が誕生しますので、将来的なアンティークとしての価値も上がります。
あとは、プラチナやパラジウムなどもいいでしょう。
欠点として、金は200万以上の取引の際は届け出が必要になります。
今後、政府による金の没収などが生じる可能性もあるので、多額の投資は出来ません。
資産の一部を金に充てるという感覚で行きましょう。
・価格変動のリスクあり
・現物資産として手元に残る
・金は200万以上の購入で届け出が必要
・数百万~1000万程度までの投資向き
アンティークコイン
日本だとまだまだマイナーで、市場規模も100~200億円程度と言われています。
一方、海外での市場規模は1兆円とも言われ、大きな市場です。
古代コイン~近代コイン、東洋から西洋コインまでとレパートリーも豊富。
価格も100万~3億円ほどで、モノや状態によりさまざま。
市場から適正価格帯で購入する必要があるので、自身の学習と信頼できるバイヤーを見つけることが重要です。
購入価格の10%程度の手数料がかかります。
メリット
・インフレ下・デフレ下どちらにおいても価値の維持が期待できる。
・金と違い資産の把握がされにくい。
・アンティークなので、年を経るごとに価値が上がる。
デメリット
・オークションでほしいコインが出回らないことも多く、すぐに購入できないこともあること
・市場規模が限定的なため、資産100億円みたいな真の富裕層には向きません。
開業医やベテラン医師などは、資金量的にももっとも検討すべき資産防衛先かと思います。
・世界的にはメジャーだが、日本だと市場規模が限定的
・1コイン数百万~2,3億円程度
・購入価格の10%が手数料としてかかる
・信頼できるバイヤーを探す必要あり
おススメしない投資先
不動産
以前も書きましたが、不動産投資はお勧めしません。
例外として、①資金量が5億円を超える富裕層の方、②立地が良い物件を自宅用として購入する方は検討の余地があります。
立地が良い物件とは「都心駅近徒歩10分以内」、「地方都市繁華街」になります。
今後、間違いなく日本銀行が利上げをしてきます。リスクを考えましょう。
骨董・絵画
しっかり管理できる方ならよいと思います。
破損したり、劣化させた場合価値が下がるというリスクがあります。
管理の手間を考えると資産防衛という観点では、検討しにくいでしょう。
その他
国債・外国為替
一般的には米ドルですが、日本円と同様に貨幣としての裏付けがありません。
今後、アメリカが現在の大国からフィリピンのような一つのローカル国家になる流れを考えると、中長期的には米ドルの価値は下がります。日本円も同様です。
アメリカの傘下にある日本も、アメリカの規模が小さくなれば同じく影響を受けます。
小規模な資金を振り替えるには良いでしょう。
クルマ
富裕層に人気のフェラーリや限定モデルの車などはいいかもしれません。
まとめ
・貯金のリスクを理解しよう
・現物資産の所持が大事
・投資先として、株式、金貨、アンティークコインにそれぞれ資産を振り分けよう
・アンティークコインは有力な投資候補
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