2024年は挑戦と失敗の年でした。
1~3月 転職活動と人生の分岐点
大学病院の形成外科に入局をしてから約6か月。一旦医局は退局して美容クリニックの転職活動を始める。以前ブログでも書いたが、転職活動は難渋し2社選考落ち後に3社目で入職が決まった。
結果として、採用決定が2月下旬とかなりギリギリとなった。
この頃、転職活動と同時並行で整形外科クリニックの承継案件も探していたが、結構条件のいい承継案件が採用決定とほぼ同時期に舞い込んできて、悩んだ挙句承継案件は断ってしまった。
今考えれば、ここが人生の分岐点の一つだったかもしれない。
承継案件の道を選ばなかった一番の理由は、開業する覚悟が決まってなかったこと。チャンスはいつ舞い込んでくるかわからないので、挑戦する覚悟を普段から持っておくことが重要かもしれない。
4~6月 美容外科クリニックへ入職
4月から6月は美容外科クリニックの入職と研修。
大手と違い小さなクリニックなので、研修体制は整っておらず、率先して学習する態度が改めて重要だと認識させられた。一方で、小さなクリニックだからこそ大手では経験できないようなスピード感で手技を取得できたメリットはあった。
7~9月 院長就任とM&Aの失敗
3か月の研修でクリニックの分院長へ就任。分院長就任後、クリニックの仕事が暇になったこともあり、以前から興味のあったM&Aでの事業承継に挑戦。
結論から言うと、M&Aは大失敗。
新規事業への挑戦はスモールスタートが大事+事業運営は片手間では難しい+人を雇うことの大変さを心の底から学び、自分の見通しの甘さを反省しつつ、2か月で事業は撤退。
しばらく落ち込んだが、この失敗は将来どこかで役に立つと確信した出来事だった。
このこともきっかけとなり、9月に東京23区内へ引っ越し。
10~12月 心の静養と患者トラブル
事業の失敗を受け、しばらく心の静養をすることに。
しかし悪いことは続くもので、次は本職での患者トラブルが続く。
12月にはトラブルは一旦区切りをつけることができたが、精神的に負担のかかる時期だった。
振り替えれば、メンタル安定のための自己コントロール能力が身に付いた時期でもある。
2025年の課題
結果として、2024年は失敗の多い年だったが
①うまくいかないときのメンタルコントロールの重要性
②人生のバイオリズムに乗る事の重要性
③事業者マインドの体験
といった、非常に学びの多い年でもあった。
特に②に関しての理解は、今後うまく人生を歩んでいくうえで重要だと感じた。
どういうことかというと、人生もうまくいくときといかないときのバイオリズムを帯びており、自分の人生のバイオリズムを適切に見極めたうえで挑戦することが重要ということ。
逆にいえば、うまくいかないタイミングでは無理に挑戦せず、挑戦しても低リスクなことをすべきということ。
最後に、年末帰省した際に実家のカレンダーに書かれた名言が刺さったので紹介します。
‘‘失敗とは悔やむことではなく、前進するための土台である‘‘
だそうです。
2025年は反省を生かしつつ、挑戦を続けていきます。
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