どーも、こんにちは。
今回は、ドクターの大学院進学、博士号取得がメリットがあるのかについて考えていきます。
結論、必要ありませんしメリットもありません。
医学博士になるには大学院に進む必要がある
医者が博士号を取得する場合、大学院進学が必要になります。
博士号を取得する多くの先生は、専門医を取得する医者6、7年目あたりで大学院へ進学します。
特に医学博士になりたいわけでなく、‘‘周りが進学してるから自分も進学しよう‘‘と周囲に流されるまま進学する先生がほとんど。でも、これって思考停止ですよね??
大学院進学って約2~4年大学院へ通う必要あるし、論文を書くために臨床では不要な基礎研究をしなければならないこともあります。年間50万程度の学費もかかります。
自分でお金を払って、時間を割いてまで通う大学院ですが、実際は取得後のメリットってほとんどありません。
大学院で行う研究なんて大したことない
大学院では主に基礎研究を行って論文を執筆します。
医学博士=研究者 みたいな誤解をする方がいますが、これって言い過ぎ。
日本の大学院で行う基礎研究なんて、海外と比べても大したことありません。
ようは、日本の研究費って海外と比べても少なすぎるんですよ。
大学から支給される微々たる研究費をもとに、仕事の片手間でちょこっとした研究をして、ちょっとした研究論文を通す。
これでは、研究者というには言い過ぎです。
そもそも仕事の片手間で出来る研究なんて、たかがしれてます。
臨床からしばらく離れることもあり、将来研究者や教授になりたいという意思がなければ取得するメリットはありません。
日本で医学博士はネームバリューにもならない
専門医を取得すれば、医者でアルバイトをしたり、開業する時にも標榜できるしメリットがあります。
一方で、医学博士のネームバリューなんてほぼないのが実態。
日本で医学博士の取得が容易なのは多くのドクターが知ってますし、仮に開業した時に医学博士を標榜しても一般人にはなんのことやらさっぱり分かりません。
ドクター側からも患者側からも、医学博士という肩書は専門医と違って信頼を高めるツールにはなりえないということです。
あえて言えば、本を執筆するのであれば‘‘医学博士‘‘は肩書として良いかもしれません。
まとめ
・大学院進学のメリットはほぼなし
・日本の医学博士はすべてが中途半端。キャリアUpにはならない。
・大学院進学は時間もコストもかかる
・流されるだけの人生はやめよう。どんな選択をするかは自分の頭でしっかり考えよう。
以上です。
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