・やりたいことが分からないのは選択肢が多すぎるから
・迷い続けずに自分の道を進むためには「自分がどうしたいか」という心の基準を持つこと。決して「どちらの方がメリットがあるか」という頭の判断をしてはいけない。どうするべきかではなくどうしたいかを基準に置く。自分の判断基準を外側の他人軸ではなく、内側の自分軸に切り替える必要がある。
・やりたいことが分からないのは言葉の分類が足りていないから。やりたいことを探すための質問に答えるときに「何を見つけようとしているのか?」という目的意識を明確にする。
〇やりたいこと探しの公式
①好きなこと=自分の「情熱」がある分野。
②得意なこと=自然と人よりもうまくできて、やっていて苦なく心地よい事、「才能」。
→スキル・知識といった後天的に獲得したものではないことに注意。
③大事なこと=「価値観」。自由に生きたい、人にやさしくしたい、安心したい、熱中して生きていきたいなどといった「状態」
①好きなこと=何を(What)、②得意なこと=どうする(How)、③大事なこと=Why(なぜ)
3つの要素が重なるが本当にやりたいこと。
・やりたいことは「なりたいもの」ではないので、職業名で考えない。
・「なんのために働くか?」という質問に対しての答えが「大事なこと」
・「大事なこと」から仕事の目的が生まれるので、3つの中で一番大事。
・③→②→①の順で考えていく。
〇自己理解メゾットのルール
①大事なこと→得意なこと→好きなことの順にやりたいことを見つける。
→好きなことは手段でしかなく、固執してはいけないものだから最後。また、得意なことを好きなことの前に考えるのは、仕事にできないという志向のブレーキを外すため。
②細かい実現手段はやりたいことが決まった後に
モチベーションが下がらない仕事の作り方
・自分が飽きないことが絶対条件。自分が飽きないやりたいことで、どうやって人を楽しませることができるか考える。→「大事なこと」=価値観を中心に仕事を作る
・価値観は方向。目標は距離であることを認識する
・本当の価値観とは別に過去の経験や教育などの刷り込みで押し付けられた偽の価値観があるので注意。本当の価値観は「~したい」となるが、偽物の価値観は「~べき」となる。しっかりどちらか区別する
〇本物の価値観を見つける5ステップ
1,質問に答えて価値観キーワードをリストアップ・・・以下を考えるとリストアップしやすくなる。
・尊敬する人を考える。尊敬する人は自分の価値観を反映しているから
・幼少期に影響を与えた出来事を考える。自分の価値観と結びついている経験は強烈な感情を伴っているので記憶に残りやすい。
・今の社会に足りないものを考える。理想と現実の差を埋めるのが自分のやりたいことだから。
・自分が何を大事にしているか周りの人に聞いてみる。
・自分の子供や他人に助言するときに何を一番伝えたくて、何を一番伝えたくないか考える。
2.価値観をマインドマップにまとめる・・・4~6個程度に分類する
3,他人軸な価値観を自分軸に転換する
・自分でコントロールできないことは価値観に入れない
・利益志向型の目標ではなく目的志向型の思考に。→例えばお金を手に入れるではなく、お金を手に入れた先になにを求めているのか考える。
・自分軸の価値観を追及するほど、他人軸の価値観も実現する。
4,価値観ランキングを作る
5,仕事の目的を決める
・行動を修正してどんどん本当のやりたいことに近づけていく
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