リハビリテーション医学会について~専門医取得も含めて解説~

どうも、こんにちは。

今回は、2021年から入会したリハビリテーション医学会について解説します。

今後リハビリテーション専門医の取得も考えているので、取得条件やメリットについても検証していきます。

目次

まず新専門医制度について

医師の皆さんならご存じかと思いますが、2018年から施工された新専門医制度で基本領域となる19の専門領域があります。

慶應義塾大学ホームページより

リハビリテーション医学会専門医は基本19領域の中の1つ

整形外科専門医もこの基本領域の一つですね。

新専門医制度では基本領域を2つ取得するのは難しいようですが、リハビリテーション科は他科専門医を取得していれば優遇措置での取得が可能です。

自分は旧制度が適応される世代なので、取得しようと思えば救急科なども取得できますが。

自分も含めて今後リハビリテーション専門医を取得する際は新制度が適応されます。

学会概要

歴史

リハビリテーション医学会より

各種専門医人数

専門医機構ホームページより

整形外科専門医が2万人近くいる中、リハビリテーション専門医は約2000人しかいないんです。

少なっ!!

なんとなくですが、今後専門医機構の方針としてリハビリテーション学会や救急科、臨床検査医学会などの専門医を増やしたがってる感じがありますね。

新専門医制度になったことも含め、政治的癒着を感じますが放っておきましょう。

専門医取得条件

まず、専門医取得には2種類あります。

研修プログラム制で受験するパターン研修カリキュラム制で受験するパターン

どういうことかというと

「研修プログラム制」

=通常の受験。

「研修カリキュラム制」

総合内科専門医認定内科医外科専門医整形外科専門医小児科専門医のいずれかの専門医資格を持ってれば、ちょっと緩和された受験条件下で取得できる。

ってこと。それぞれの受験条件を示します。

ちなみに旧制度受験もありますが、今回は省きます。

受験資格

「研修プログラム制」

「研修カリキュラム制」

特徴は

「研修プログラム制」で受験する場合、指定病院での研修期間が3年、リハ学会所属期間が3年必要になりますが

「研修カリキュラム制」で受験すれば、指定病院での研修期間が2年、リハ学会所属期間が2年に短縮されること。

学会所属期間はともかくとして、指定病院での研修期間が1年短縮されるのはメリットがありますね。

整形外科専門医と比べると論文提出も必要ないので、受験資格の難易度は低め。

最大の難所は、研修指定病院が限られることリハ学会ホームページを参照してもらえばともいますが、対象研修指定施設が少ない、、。

特に地方は対象施設が少なく、福井県なんて3か所しかありません。地方医師は取りにくいかもしれません

専門医受験条件は年々難易度が高くなるパターンが多いので、いまが取り時なのかもしれません。

追記 2022/8/15

2018年新専門医制度に伴い、研修指定病院はカリキュラム制・プログラム制ともに研修プログラム登録をしないと研修指定病院期間として認定されません

旧制度のように研修指定病院に在籍して、研修終了証のハンコをもらえばよいだけではなくなったみたいです。

また、6か月以上病棟主治医として在籍する必要もあるようです。

新専門医制度の切り替えから徐々に難易度があがってますね。

専門医取得のメリット

リハ専門医になることで、理学療法士などのリハビリ料が上がる見たい?です。

リハビリ料がⅠ~Ⅲまで区分がありますが、一番高い(Ⅰ)をとりやすいってことみたいです。

現時点(2022年)ではリハビリ専門医の資格がなくても、認定医という肩書でリハビリⅠの加算が取れるようですが、今後の改正でリハビリ専門医のみに変更される可能性は十分にあります

知り合いの病院長(整形外科)が

「リハ専門医はもっててよかった。リハ料も取れるし。取れるなら取っといた方がいいぞ。雇用者側としてもリハ専門医資格持ってたら雇いやすいし、独立してもメリットがあるぞ」

とかいってました。(逆に「リウマチ専門医は持ってて無駄だった」とも言ってましたねw)。

単純に専門医を標榜できるというネームバリューだけじゃなさそうです。

追記 2022/8/15

現時点で、診療報酬に関してはリハビリテーション専門医でなくても、専属医という名目でリハビリ加算Ⅰが取れるようです(施設基準はありますが)。リハ専門医ではなく、認定臨床医でもいいらしい?(詳しくは不明)

認定臨床医は単位取得+筆記試験で取得できるため、専門医と違いハードルがかなり下がります。

ただ、このままだとリハビリ専門医のメリットがあまりないため、今後の診療報酬改定で変わってくるかもしれませんね。独立する際のメリットは、「リハビリ」を標榜できることくらいでしょうか。認定臨床医はそのうち消えてなくなる可能性もあるので、取得は悩ましいところです。

会費・学術総会費用

年会費:15000円

春秋の学術集会参加費:25000円

年会費はともかく、学術集会の参加費高くない?

まとめ

・リハ専門医の受験資格は得やすい

・最大の難所は特定施設での研修が最低2年間義務付けられていること

・新専門医制度以降、リハビリテーション科に属していないと取得困難

・保険料的に資格取得のメリットあり?

追記 2022/8/15

以前はリハビリテーション専門医を取得しようと思っていましたが、新専門医制度になってからリハビリテーション科として研修をしないと専門医を取得することができません。つまり、大学病院のリハビリテーション科に入局しないと実質取得できなくなりました。

なので、僕自身専門医取得はあきらめます。

将来リハビリ科として働く予定の方は研修カリキュラム制での取得は検討すべきかと思います。

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