【本要約】ゆるストイック|佐藤航陽

8年くらい前(2017年頃)から佐藤航陽さんの事は知っていたが、彼の次世代を先取りする力や考え方にはとても共感し、著書もほぼすべて読んでいる。

今回は佐藤さんの最新作「ゆるストイック」について心に響いた箇所をピックアップしながらまとめていく。

ストイック→ゆるストイックの時代へ

コロナ前、ストイック系の発信が多くなり、社会的にもストイックブームが来ていたらしい。いわゆる意識高い系と呼ばれる人たち。おそらく箕輪さんらく箕輪厚介著「死ぬこと以外かすり傷」が出た2018年頃前後くらいの事だろう。

しかしその後、ストイックブームの揺り戻しとして「頑張んなくていいよムーブメント」が起り始める。

2極化したムーブメントが起る中、コロナ下を経て黙々と前にすすみ続けた人とそうでない人の差がずいぶんついてしまい、本書では周りに左右されず、自身の目的に向かってコツコツと進み続ける姿勢=ゆるストイックの大切さを解説している。

成功とはほぼ「運」

成功とは9割が運。これは以前から自分も認識していたことで、成功は本人の努力や資質によるものと考えがちだが、実をいうと本人の資質はあまり関係なく、環境含めた運の要素が大きい。

2022年のイグノーベル賞の論文に「成功とは結局大きな運とちょっとの才能である」ということを数学的に証明した内容のものがある。

確かに自分の周りには医者や東大出身者の友達が多いが、彼らが自己の努力や資質で医学部や東大に行けたかというと違う気がする。
現役で進学した医学生や東大生の9割は中高一貫校出身だし(推薦進学者は除く)、親がお金持ちもしくは教育者・塾の先生といった特殊な家庭環境であることがほとんどだ。

もちろん馬鹿じゃ行けないし、勉強しなくても行けない。

でも、東大進学という成功をつかむことにおいて自己の資質や努力の因子はせいぜい2割程度で、結局は環境因子が大きい。資本家にとっても同じ事が言える。

成功において運が大切なことは分かりつつ、自分でコントロールできる範囲は努力していく必要がある。

人生のプログラム

・18歳に身体が成熟

・28歳に脳が成熟

・38歳に次世代へ受け渡す

が本来人間に備わった自然プログラムらしい、、。

いや、私このプログラムに沿うとそろそろ現役引退しなきゃいけないんですけど、、。

自分がいつまでも若いと思ってちゃいけないんですね、、。やりたいことを前倒しでやる心がけが大事だと感じた。

新しいものを受け入れられる年齢

15歳までは新しい技術を自然と使える

・15歳-35歳までは新しいものを受け入れられる

・35歳以降は新しいものが受け入れられなくなる

35歳からは脳が老人化するので、意識しないと老害化してしまう。これは脳科学者の苫米地英人さんも言っていたこと。35歳以降はホルモン値も減るので、心身共に老人化が進む。

世界は「最適化マシン」

自然の一部である人間社会においては、「自然の矯正力」が働くため時間がたつにつれ本来あるべき姿に最適化される。

インターネットも10年以上前は「エリート層」が主に使用していたが、スマホでネット環境が普及することで、ネット民も本来の大衆層へ近づいているらしい。

そのため、ネット情報はエリート向けから大衆向けへとシフトしており、言葉を使ったものから言葉を使わず見た目や声などで魅せるTikTokなどの動画コンテンツが人気になっている。

8割の人の国語力、数学力は小学校4年生レベル

個人的にはびっくりだが、そもそもこの本を読んでいる時点で自分が大衆から離れていっているのかもしれない。佐藤氏は「世界に近づく」と表現していたが、なかなか面白い表現だと思った。

世界的に見れば、自分が話している内容を理解してくれる人は2割程度。
自分もYoutubeをやっているが、意味のわからないコメントが多いことに正直びっくりしていた。

これも世界から遠ざかってる自分を見つめなおすいい機会なのかもしれない。

結局人間は見た目や声のトーン、話方など直感で受け入れられる要素が大事

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